オーダーカーテンの性能
カーテンには、遮光性や、防炎など、装飾以外にも日常生活をより快適に営むためのさまざまな機能が求められています。ここではそのような様々な機能が追加されているカーテンをご紹介します。
ウォッシャブルカーテン
普通カーテンは繊維の質や、形状の関係で洗うのが難しく、皺にもなりやすいため家庭での選択はできません。しかし、このウォッシャブルカーテンは家庭用洗濯機で洗えるカーテンなのです。素材に伸縮性の低いポリエステルを使用し、織り方にも型崩れしないような安定性を高める工夫がなされています。
遮光カーテン
言葉の通り外の光をシャットアウトし、部屋の光を外に漏らさない遮光性の高いカーテンです。遮光性を高めるために、黒糸を織り込んだり、生地の裏面にラミネート加工するなどしてカーテン地自体に遮光性を持たせています。他にも、普通のカーテン地に遮光性の高い裏地を縫い付けるている場合もあるようです。このような遮光カーテンは寝室に採用するケースが多いようです。
また、遮光性を持つ薄手のカーテンを共吊するという方法もあります。
防炎カーテン
カーテン地に難燃性繊維や、難燃性を付加した繊維を使用したもの、または後加工によって防炎性を付加したものを防炎カーテンといいます。誤解されやすいのですが、防炎性能とは、全く燃えないとうことではなく、火が着くか又は焦げても、燃え広がりにくい性質のことを指しています。防炎カーテンでも火を付けたら燃えますので気を付けましょう。カーテンだけに限らず布の防炎対象物品を、「浸漬」、あるいは「吹き付け」により防炎加工することを、二次加工といいます。また、繊維に防炎性能を付与する方法として、製造工程での防炎と後加工による防炎があります。
カーテンには防炎規制というものがかかっています。この規制はもともと大きな都市の火災予防条例のみで行われていたのですが、昭和43年の消防法改正によって、全国的なものとなりました。特に、着火確率が高く、延焼拡大の重要な要素となるカーテンやじゅうたん等の防炎物品を使用する場合、一定の防炎性能を持つ事が、消防法により義務付けられています。高層マンションの建設ラッシュが続いている現在、押さえておきたいポイントの一つです。
防炎カーテンには、そのカーテンの耐洗濯性能ごとに以下の4タイプの「防炎ラベル」が付けられていますので確認してみましょう。
防炎(イ)ラベル:このラベルは、水洗い及びドライクリーニングをしても、防炎性能のなくならないカーテンに付けられています。
防炎(ロ)ラベル:このラベルは、ドライクリーニングにはできませんが、水洗いはでき、防炎性能のなくならないカーテンに付けられます。
防炎(ハ)ラベル:このラベルは、水洗いはできませんが、ドライクリーニングはでき、防炎性能のなくならないカーテンに付けられています。
防炎(ニ)ラベル:このラベルがついているカーテンは、水洗いもドライクリーニングもできません。
消臭カーテン
消臭カーテンとは繊維に織り込まれた消臭剤の作用によってタバコやペットの臭いといった悪臭を分解・中和して部屋の臭いを取ってくれるカーテンのことです。最近では、悪臭だけでなく、シックハウス症候群の原因物質であるホルムアルデヒドを分解するカーテンも発売されていますので、アレルギーをお持ちの方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
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最終更新日:2018/12/3